平泳ぎの泳ぎ方 タイミング

平泳ぎの泳ぎ方。タイミングについて考える(初心者向け)

 

プルとキックは同時進行ではない

 

平泳ぎのタイミングについて、まず最初に覚えておいてほしいのは「プルとキックは同じタイミングで動かすわけではない」ということですね。

 

初心者にはよくありがちというか、120%こうなっているという例が・・・

 

プルとキックの開始が同じタイミング
プルとキックの終了が同じタイミング

 

というものです。絶対に全員こうなっています。もしもこれ以外のタイミングで泳いでいるとしたら、恐らくその人は初心者レベルを脱しているはずです。

 

 

まずは、プルとキックのタイミングをずらすことから始めましょう。周囲の速い人でもいいし、ネットで世界のトップ選手の動画を見てもらってもどちらでもいいんですが、平泳ぎが速い人っていうのはプルとキックのタイミングを意図的にずらしています。

 

人それぞれで(というか指導者によって)どのくらいプルとキックをずらしているかということには差があるのですが、いずれにせよ「プルとキックの開始が同じタイミング」「プルとキックの終了が同じタイミング」なんていう泳ぎ方をしている人はいません。

 

かいてから蹴る

 

平泳ぎのタイミングにおいて初心者段階を脱するためには、まずは「かいてから蹴る」という事ができないとダメなんですね。

 

いきなり「かいてから蹴る」というのは難しいですから、最初は「かき始めるのと同時に足を引きつけない」ということを意識してみましょう。

 

かき始めるのと同時に足を引きつけてしまうと、プルで作った推進力を完全に殺してしまいます。初心者段階では平泳ぎのプルなんてほとんど進まないと思いますけど、今後上達していった時に困ることになりますから。

 

プルのスタートに呼吸を合わせない

 

実際に「かき始めるのと同時に足を引きつけない」というのをプールでやってみると、これがなかなか難しいということがわかってもらえると思います。

 

体のバランスを上手く取って呼吸するために、最初のうちはどうしてもプルの開始と同時にキックのリカバリーをしないと身体が沈んでしまうんですよね。

 

 

で、ここで話が出てきた『呼吸』。

 

呼吸のタイミングを変えることによって、「かき始めるのと同時に足を引きつけない」ができるようになる人が多いです。

 

息を吸うために私たちは水面上に顔を上げるわけなんですが、それによって身体の重さが増えるので足を引きつけないとバランスが取れなくなってしまいます。

 

つまり、「プルとキックの開始が同じタイミング」という初心者の場合には、細かく見てみると「プルと呼吸とキックの開始が同じタイミング」になっているんです。

 

 

ですから、逆に考えれば「呼吸のタイミングを遅らせる」ということでキックのリカバリー開始も遅らせることができるわけなんですね。

 

初心者の平泳ぎでは、プルを開始した瞬間に顔を上げていることが多いです。というか上げています。

 

この点を修正して、手が身体に近づいてきてから呼吸するようにすれば、その間足を伸ばし続けておくことができますよ。

 

トップ選手の動画をスローモーションで再生してみてください。プルで推進力を得ている最中に足が大きく曲がってくることはないはずです。

 

キック⇒プルはストリームライン技術による

 

このタイミングで泳いでいくと、今度はキックからプルの時に泳ぎを繋げにくくなるかもしれません。

 

人によってキックが終わった瞬間にプルを開始しないと沈んでしまったり、逆にキックが終わってからワンテンポ置かないとプルを始められなかったり。

 

キックが終わった後のストリームラインというのは、初心者向けの教本なんかでは「ここで伸びる」とかって書かれているのですが、キックが貧弱な上にそもそもストリームラインが不完全な初心者では伸びるものも伸びれません。

 

最初はストリームラインで距離を稼ごうなんて欲張らずに、プルとキックのタイミングをずらすという部分だけに集中したほうが良いでしょう。

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